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印刷資料編:印刷用語について解説します。

五十音順で探す

あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 | 英数字

あ行

網点 : あみてん

印刷された写真や、薄く塗りつぶされた部分は細かい点の集まりでできている。これを網点という。網点が大きいと間隔が狭いので濃く見える。網点が小さいと間隔が広いので薄く見える。

色校正 : いろこうせい

カラー印刷時に製版を終えた段階で行う色の校正。

>>本機校正

>>本紙校正

奥付 : おくづけ

巻末の一番最後に入れる書名、著者、編集者、発行者、印刷所、発行日、版数を記載した部分。

折丁 : おりちょう

印刷をした用紙を、実際の仕上がりの大きさになるまで折りたたんだもの。

>>面付け

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か行

解像度(ppi) : かいぞうど

解像度が低いとギザギザが目立つ。オフセット印刷で通常使用する画像は350ppi以上。(印刷用途の画像ファイル解像度は印刷時の線数に依存する。175線の時は350ppi以上。)パソコンのモニター上の画像は解像度72ppi(Windowsは96ppi)なので、画面上はきれいに見えても印刷するとギザギザが目立つことになる場合もある。

>>ppiとdpi

カンプ : かんぷ

色付の詳細なレイアウト見本。たたき台。

ゲラ : げら

校正用に編集データをコピーなどで出力したもの。

校正 : こうせい

印刷物を印刷する前の段階で、校正刷の誤りや体裁上の不備などを原稿と照らしあわせて訂正すること。

>>色校正

>>本機校正

>>本紙校正

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さ行

刷版 : さっぱん

印刷機に取り付ける版のこと。アルミ板や、紙ベースのものもある。一般的に印刷するデータを版に焼き付ける作業をいう。

刷り出し : すりだし

品質を点検するために、印刷開始後にサンプルとして抜き出す印刷物。

線数(lpi) : せんすう

網点の密度をあらわす。1インチあたりの並べる網点の列数。

カラー・・・175線 2色・・・150線 1色・・・・133線。

線数が多いとよりきめ細かい表現ができる。

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た行

台数 : だいすう

印刷機に組み付けて一度にするページの単位を台という。製本工程では、まず1枚の印刷された用紙を1ページ大になるまで折り畳む。この1枚を1台という。

>>折丁

>>面付け

丁合 : ちょうあい

ページ順に並べる作業のこと。

束見本 : つかみほん

本の厚みを確認するための見本。実際に使用する用紙を用いる。

ドブ : どぶ

多面付けで印刷するときに、天地左右に接する印刷面との間に取るアキのこと。

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な行

ノンブル : のんぶる

ページ番号のこと。

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は行

柱 : はしら

版面の外に、記事名や章題を統一して入れているもの。

版面 : はんづら

文字や図版の入る基本のスペース。

フォント : ふぉんと

特定のデザインで統一された、文字のひと揃い(数字、アルファベット、平仮名、片仮名、漢字、記号のセット)のこと。

本機校正 : ほんきこうせい

実際に使用する機械で印刷し、校正をすること。費用が高い。

>>色校正

本紙校正 : ほんしこうせい

カラー印刷において、インキの沈み込み具合など、色の出方を確かめる為、実際に使用する紙を使用して校正をすること。

>>色校正

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ま行

面付け : めんつけ

刷版前に行う作業で、最終的に印刷して折丁にした時にページ順に並ぶよう、16ページ単位、8ページ単位、4ページ単位などで、印刷機にかける用紙のサイズに合わせて貼り合わせる作業。

>>折丁

>>台数

モアレ : もあれ

カラー印刷に見られる「干渉縞」の意味。色は混色して作るのではなく、4色の網点が重ならないように角度をずらして印刷することで色を表現している。人の目の錯覚を利用。この角度がうまく配置されないと干渉縞が生じる。

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や行

 

ら行

 

わ行

 

英数字

CMYKモード : しーえむわいけーもーど

カラー印刷で用いられる色のモード。

減色混合…加える色の数が増えるほど表現色が暗くなる。

Cyan シアン(青)、Magenta マゼンタ(ピンク)、Yellow 黄色、Black 黒

ppiとdpi : ぴーぴーあいとでぃーぴーあい

dpiは1インチあたりのドット密度のこと。それに対し、ppiは印刷現場で使用される画像解像度の単位で1インチの線上に表示できるピクセルの数のこと。ディスプレイではピクセルとドットが1対1で対応するので、ppi=dpiだが、印刷では1つのドットを多数のピクセルで表すのでppiはdpiより大きくなる。

>>解像度

RGBモード : あーるじーびーもーど

Word、一太郎などで使用されている色のモード。

加色混合…加える色の数が増えるほど表現色が明るくなる。

Red Green Blue。家庭用プリンターはRGBで表現される。

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